Sequel -2-
大きな森をサンダースとエーフィーが歩いていた
「さぁ着いた」
アストが言った
そこには周りとは比べものにならないぐらいの大きな木がずっしりと立っていて、その木の周りには畑や井戸などがあった
「でっかい木…ここがギルド?」
「うん。ほら木の根元に赤い扉があるでしょ?」
アストが言ったように、木の根元に赤い扉があった。よく見ると窓がついていたりと建物のようだ
「まぁ入って見よ?」
そう言ってアストはライグの手を引っ張った
ギィー‥
「うわーすごい!本当に建物だ」
ギルドの中は木の香りがプゥンと漂う、二階建てになっていた
「ここがディル・ギルドだよ!今、親方様を呼んで来るから待ってて」
そう言ってアストは2階に上がって行った
少し待っているとギィーと扉が開く音がして2階からアストと一緒にルカリオが下りて来てライグの前に立った
「えーと、こっちのサンダースはライグ、でこっちはルカリオのディルさん、ここのギルドの親方様だよ」
とアストが簡単に紹介する
「宜しくお願いします」
「おう、宜しく」
ディルはニカッと笑った
「てかまず、ライグの手当したいので一旦私の部屋に置いといていいですか?」
「んー別に良いよ。んじゃまたな」
*
「ねぇアスト」
2階にあるアストの部屋でライグがアストにたずねた
「ん、どうしたの?」
アストはライグの包帯を巻く手を止めた
「アストは何で探検隊になったの?」
アストは首をかしげた
「どうしたの、突然」
「いや、昔僕の知り合いで探検隊がいてさ…少し気になった」
「うーん…やっぱり夢があるからかなぁ?」
「夢?」
コクリとうなずいた
「簡単に説明すると光に憧れて…いつか光より強くなって見たいなぁと思って」
「光…」
「うん!光て言うのはねあの闇の日を終わらした伝説の探検隊で、みんなの英雄なんだ!4人いて本当に カッコイイんだ」
アストは目をキラキラと光らせた
「英雄か…」
「うん、でも今は何処にいるか分からないんだ」
「そうなんだ…」
とライグが言うとそこで話が終わった
*
「よし、終わったよ」
ライグのケガの手当が終わったようだった
「ありがとう。…ねぇアスト」
と遠くを見つめながらライグがアストに尋ねた
「一つお願いがあるんだけど」
「ん、何?」
「いや…今決めた事で、本当に突然の事で悪いと思ってるんだけど………僕をこのギルドに入れてくれないかな?」
「……………。」
アストは口を開けたまま固まった
「アスト?」
ライグが声をかけるとアストはバッ立ち上がった
「本当!?偶然かな、私も今ライグに言おうとしてた!」
ライグはその言葉を聞くとニッコリと笑った
「よろしく」
To be continue...
あとがき-after word-
はい!やっと書き終わりました!2話です。
てか、ウチ重大なミスをしてしまいました…題名を間違えていました((え
自分でもビックリです←
これからはSequelでいきます!!
H/K
今回のストーリーで、色々と大事な用語が出てきました、例えば光、とか闇の日です(←
光はチーム名みたいな感じです。なんか上手く説明ができませんでした(((
次回も見てくれると嬉しいです。でわ